【予選】Round 6 :SUZUKA

2017 AUTOBACS SUPER GT Round 6 SUZUKA 1000 KM

チームのサードドライバーとして、BMW現DTMドライバーのAugusto Farfusを迎えたRd.6の初日は、曇り模様のスタート。朝まで降り続いた雨があがり、路面コンディションが上向く中で練習走行セッションが開始された。

練習走行

走行開始時点の路面はウェット。チームはまずFarfus選手をコースに送り出した。Farfus選手は、1年ぶりの鈴鹿サーキットを確認しながら、無線とマシンのフィーリングをチェック。PITにマシンを戻すと、一旦Jorg選手にマシンを預けた。Jorg選手はウェットタイヤ確認のために数周を走行。コースコンディションが上向く中、マシン全体のフィーリングCHECKを終えるとPITへ戻り、再びマシンにはFarfus選手が乗り込んだ。Farfus選手はドライタイヤのStudie BMW M6で本格的な走行を開始。練習走行の時間枠を大きく使い、バランス確認を行うと、最後に荒選手がドライブを担当し、練習走行を終えた。

公式予選Q1

Q1のアタックは荒選手が担当。トラフィックを避ける為、4分弱のウェイティングの後、Studie BMW M6はコースインした。アウトラップに続く計測1周目と2周目でタイヤを温め、アタック開始。性能調整によるパワー不足を少しでも挽回するため、荒選手は渾身のアタックを行ったが、ライバルとの差を埋めきる事は出来ず、Studie BMW M6は25番手ポジションでこの予選を終えた。

鈴木康昭 チーム代表兼監督

オートバックスさん共々、性能調整が鈴鹿にマッチしておらず、非常に厳しい予選となりました。明日は、普段の3倍以上の非常に長いレースですので、1つ1つポジションを上げて、表彰台に届く様にがんばります。

Jorg Muller 選手

マシンに関しては数周のみの走行だったので、多くは語れません。コンディションが安定せず、方向性を見つけるのに苦労しました。予選結果に関しては、残念に思います。テストでも20番手前後のポジションでしたし、もう1台のM6GT3も同様の結果なので、このコースにはBOPがマッチしていないというしかないと思います。今日の結果は仕方が無いので、明日の決勝は全力で頑張ります。

Augusto Farfus 選手

鈴鹿でのレースと、このチームとレースを行う事が出来て、とても嬉しく思っています。クルマは、今日の予選より明日の決勝は良いと思いますので、1つずつポジションを上げる事が大事だと思います。

荒 聖治 選手

自分のちょっとしたミスもあり、Q1突破をする事が出来ず、非常に悔しい予選となってしまいました。とは言え、明日のレースは1000Km。少しでも良い上を目指して頑張ります。