【SUPER GT 予選レポート】Round8 MOTEGI
AUTOBACS SUPER GT 2024 SERIES
Round.8 MOTEGI GT300km RACE
2024/11/02
SUPER GT Rd.5鈴鹿大会が12月に延期になったため、このRd.7 AUTOPOLIS大会は実質7戦目。例年サクセスウェイトを降ろしノーウェイトで戦っているが、今年は半分搭載での開催で各チームの戦略にも注目が集まる。
300kmのこの大会は、荒聖治選手、Niklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手の2名で戦う。
[公式練習]
9時から75分間で開催を予定していた公式練習は、朝から降り続ける雨に翻弄された。Studie BMW M4には荒選手が乗り込み、マシンのセッティングを確認した。ただ、途中で天候が悪化。雨量の増加によるセッション中断、また再開後も走行中のマシンのコースオフが相次いだ。
引き続き行われたGT300クラス占有走行は6分遅れでスタートしたが、天候悪化により途中で終了。GT500クラスの占有走行はキャンセルになった。
[予選]
ピットウォークの時には雨は一旦小康状態になり、GT300クラス予選Q1は予定時刻の14時にスタート。
この後、雨の影響が出る可能性も考えられるため、早い時間からアタックをする車両も多い。Studie BMW M4には荒選手が乗り込みコースへ向かう。
Lap3で2‘00“903でその時点トップタイムを計測。更にアタックを続けLap4で2’00”193を計測。45号車のタイムアップによりその時点2番手。
雨量が増えたため14時13分に赤旗提示。14時35分に残り時間10分で再開。Studie BMW M4は、赤旗中に更なるタイムアップを狙いタイヤ交換を行ってアタック開始。
ただ、雨量が多くタイム更新ならず、4番手タイムで上位グループの予選Q2に挑む。
予選Q2はもてぎ初走行のニクラス選手が担当。オープニングラップからアタック準備をすすめ、Lap2から1‘58“706でその時点2番手タイムを計測。Lap3では1’58”179でその時点トップタイムを計測した。
その後31号車にトップタイムを譲ったものの、予選Q2を2番手で終えた。明日の決勝は2024年シーズン初のフロントローから優勝を狙う。