【SUPER GT REPORT】Rd.4-MOTEGI決勝

SUPER GT 2021 ROUND.4 MOTEGI 2021/07/18

AUTOBACS SUPER GT 2021 SERIES ROUND.4  MOTEGI GT 300KM RACE 

予選日に引き続き決勝も晴天となったツインリンクもてぎ。 決勝に先立って行われたウォームアップ走行は荒選手が担当し、決勝 に向けたセットアップを確認した。

[Rd.4 決勝] 

スタートドライバーは荒選手が担当。前日の予選によりStudie PLUS BMWのスタート位置は GT300クラス 13番手。定刻の 13時10分にフォーメーションラップへ向けてグリッドを離れた。 スタートできない車両がメインストレート上に残ったが、フォーメー ションラップ中に車両回収が完了。当初の予定通りレースはスタートした。 

この週末を通して快調な Studie PLUS BMW を駆る荒選手は、オー プニングラップでポジションアップ。12 番手でコントロールラインを 通過した。荒選手は、続く 2 周目、3 周目も続けてポジションアップ。 ハードプッシュを続け、15 周目には 8 番手まで順位を上げた。

前半スティントはこのままシングルポジションで推移すると思われた が、20 周目を迎える頃になるとパドルシフトで変速が出来なくなるト ラブルが発生。荒選手はポジションを落としながらもコース上にとどま りマシンの復調を待ったが状況は改善せず、予定を早めて PIT へ向か った。 Studie PLUS BMW を迎え入れた PIT ではトラブルシューティング を実施。ミッション制御系の修復を終えると山口選手がマシンに乗り込 み、GT300 クラスの 38 周目に 27 番手でコースへ復帰した。山口選 手は良いペースを維持しレース終盤を走行。前半スティントで発生した マシントラブルも再発する事無く、チェッカーまで周回を重ね Studie PLUS BMW は GT300 クラスの 25 番手でこのレースを終えた。

■熊谷亮 監督

土曜日の練習走行から 速さがあり、タイヤのパ フォーマンスも十分で 良い予選を見せる事が 出来ました。決勝も序盤 は力強いパフォーマン スを発揮でき、良い結果 を残せるかと期待した だけにマシントラブル は残念でした。しかし、 この週末は収穫も沢山 ありましたので、今後のレースに繋いでいくことが出来ると思います。 引きつづき応援よろしくお願い致します。

■荒聖治 選手

今回のもてぎ大会で は、ヨコハマタイヤさ んが準備してくれたタ イヤのパフォーマンス が高く、予選・決勝と もに速さがありまし た。決勝レースでは、 暑さによる影響でパド ルシフトにトラブルが 発生してしまいまし た。上位を狙えそうな 手ごたえがありましたが、残念な結果となってしまいました。次回の 鈴鹿も、上位を目指して走ります!応援、宜しくお願い致します。

■山口智英 選手

久々の M6GT3 のドラ イブでしたが、予選の感 触も悪くなく、クルマの セッティングも良さそ うだったので期待して いたのですが、暑さに負 けてしまいました。その 後、ドライバーチェンジ して、ピットアウト後は 決勝での走り方や 11月のもてぎ戦に向けての コース習熟を行いました。どちらかというと苦手なコースだったのです が、周りのクルマと遜色無い感じだったので、次のもてぎや次戦の鈴鹿 など、今後の自信に繋がったと思っています。引続き応援を宜しくお願 い致します!