富士公式テスト2日目

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開幕目前、公式テスト2日目にGT300ベストラップをマーク

3月27日、富士スピードウェイ公式テスト2日目に参加。前日にBMW M6 GT3のコンディションが整い、BMWモータースポーツからサポートのために来日した2人のエンジニアの支援を受けて順調にテストメニューを消化しました。今シーズンに投入するタイヤをテストする中で、午前のセッションでは荒 聖治選手が1分36秒193を記録。このセクションのGT300クラスベストラップとなりました。

午後のセッションは、BMW M6 GT3の開発ドライバーであるヨルグ・ミューラー選手が担当。主にロングディスタンスでのタイヤ評価を行いました。そのプロセスでBMW M6 GT3の強いパフォーマンスを確認。開幕へ向けて確かな手応えをつかみました。

鈴木康昭チーム代表兼監督のコメント
「岡山の公式テストがミッショントラブルで消化不良でしたので、それを挽回したいという思いで乗り込んだ富士の公式テストは、内容的にとっても充実したものとなりました。今後、まだまだクリアしなければいけない課題に優先順位をつけることもできましたからね。それに加えて、実際にM6で走り込んだ感触が非常に良かったのも収穫ですね」

高根裕一郎チーフエンジニアのコメント
「ギアボックスが届いたおかげで初日のうちにタイヤの印象を把握できました。そのデータをもとに2日目はタイヤテスト中心にメニューを組んだのですが、午前に荒 聖治選手がベストラップを出してくれました。もちろん、今の時点で他チームとタイムを比較できる段階ではありませんが、M6用の新しいタイヤにも手応えを感じているので、まずまず満足のいくテストだったと思います」

Text:ブンタ

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