【SUPER GT 決勝レポート】Round2富士スピードウェイ

AUTOBACS SUPER GT 2024SERIES
Round2 FUJI GT 3HOURS RACE

2024/5/4

開幕戦に続き晴天に恵まれたSUPER GT Rd.2富士スピードウェイ。

グランドスタンドはもちろん、各コースサイドを埋める多くの来場者と富士山が見守るなか開催された。

決勝に先立って行われたウォームアップ走行では、Bruno Spengler(ブルーノ スペングラー)選手からスタートし、荒選手、Niklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手に交代し、決勝へ向けたセットアップを確認した。

[Rd.2 決勝]

Rd.2はSUPER GT初めての3時間レース。前日の予選によりGT300クラス9番手からスタートする。

Studie BMW M4は定刻の13時30分に静岡県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。

GT500クラス、GT300クラス共にアクシデントも無いクリーンなスタート。Studie BMW M4はグリッドのポジションの9番手を維持してオープニングラップを終えると、2周目に1つポジションを上げて8番手ポジション。

その後は11号車のストップがありFCYが導入されたがペースを乱される事なく8番手ポジションをキープして走行を重ねた。23周目に9番手ポジションにポジションダウンすると、チームはマシンをピットに呼び込んだ。

24周目に荒選手にドライバー交代すると、アウトラップを終えた25周目に25番手ポジションでコースへ復帰。その後、上位車両のピットストップにより39周目までに12番手ポジション。41周目に56号車に先行を許し、13番手にダウンするも、全車1回目のピットストップを終えた45周目には9番手ポジション。

47周目には後ろに迫る61号車に最終コーナーで先行を許してしまうが、荒選手はストレートで抜き返し9番手ポジションを守る。タイムの速い61号車を従えて走行していたが、13コーナーで先行を許してしまい10番手ポジション。

その後はポジションをキープしたまま1時間13分を残した61周目に2回目のピットストップでNiklas選手にドライバー交代。

20番手でコースへ復帰。残り26分で全車2回目のピットストップを終えた時点でStudie BMW M4は11番手ポジション。夏を思わせる気温でタイヤトラブルを抱えるチームが多い中、Studie BMW M4は最後まで安定した走行で11番手でこのレースを終えた。