【SUPER GT 決勝レポート】Round8 MOTEGI

AUTOBACS SUPER GT 2024 SERIES
Round.8 MOTEGI GT300km RACE

2024/11/03

予選日の大雨から一転、決勝日は朝から青空に包まれたモビリティリゾートもてぎ。走行を待ちわびた多くのファンが朝早くからサーキットに来場し、2024年シリーズタイトルの行方を左右する決勝レースを盛り上げる。

昨日の予選により、荒聖治選手、Niklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手が操るStudie BMW M4は、GT300クラス2番手からスタートする。

[Rd.8 決勝]

定刻の13 時00 分に栃木県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。GT500 クラス、GT300 クラス共にアクシデントが無いクリーンなスタート。Studie BMW M4 のスタートを担当する荒選手は、上位接近したまま2 番手ポジションをキープしてオープニングラップを終えた。

Lap5 ストレートで11 号車がストップしFCY(フルコースイエロー)提示。Lap8FCY解除したが、直後に25 号車がグラベル上でストップ。再度FCY が提示された。2 回目のFCY が解除されレースリスタート。上位は順位変動無く31 号車に次ぐ2 番手ポジションをキープして走行を重ねる。

ミニマムのピットストップが可能なレース1/3 を過ぎるとピットが慌ただしく動き始める。Studie BMW M4 は、Lap21 でピットストップを行いニクラス選手へステアリングを託す。前を走る31 号車も同一周でピットストップ。ピットストップを終えた車両のなかではトップを保ってコースへ戻っている。

Studie BMW M4 は、ピットストップを終えて13 番手ポジション。前を走る52 号車の後ろにぴったりつけて前を狙う。GT300 クラス全車がピットストップを終えたLap27 では、タイヤ無交換等の戦略の違いにより7 番手ポジション。

Lap27 でプレッシャーをかけ続けていた52 号車の前に出て、ついに6 番手にポジションアップ。トップ争いと(31-88-65 号車)4 番手争い(18-87 号車)が接近してバトルするなか、Studie BMW M4 はすぐ後ろの6 番手をキープして走行を重ねる。

Lap48 GT500 クラスと31 号車が接触。88-65-18-87 に次いで5 番手ポジション。そのままポジションをキープして走行しStudie BMW M4 はクラス5 番手でこのレースを終えた。