Round 6 : Suzuka
2019 Blancpain GT World Challenge Asia
Rd.6 Suzuka International Circuit
Rd.6決勝
天候は曇り。コースコンディションはドライ。気温・路面温度ともに前日より低いコンディション下で決勝の開始時間を迎えた。マシンには、前日後半スティントを担当した砂子選手。81号車はレース1同様、GT4クラスのポールポジションへ並んだ。
11:15スケジュールから5分ディレイしてフォーメーションラップ開始。セーフティーカーがPITロードへ向かい、レースはスタートした。
GT4クラスはクリーンに隊列を保ったままコントロールラインを通過。砂子塾長は1周目から素晴らしいペースでラップを重ね、序盤から後続とのギャップを構築する展開となった。2番手77号車とのレースラップの差は概ね1秒。規定のPITストップの為、チームが砂子選手を呼び込んだ時にはギャップは15秒以上に拡大。規定のドライバー交代を終え木下選手は、フロントタイヤ2本を交換しTOPでコースに復帰した。
木下選手がコースに復帰した翌周、PITウィンドー中に停止した車両の回収のため、セーフォティーカー(SC)導入。GT4クラス2番手の直前にセーフティーカー(SC)が入った為、81号車はこの時点でほぼ1周のアドバンテージを得た。SCがPITロードに向かったのは17周目。レースは再開されたが、翌18周目には再びSC導入がアナウンスされ、レースの終盤はセーフティーカー先導で周回数を重ねる展開となった。SCはレース残り時間2分で解除。木下選手は着実に最終ラップを走りきり、81号車は今季4回目のTOPチェッカーを受けた。
鈴木康昭 チーム代表兼監督
Mフェスティバルで監督不在の中、昨日の鬱憤を晴らす砂子塾長の快走は圧巻でしたね。全く危なげのないレースにフジからライブストリーミングで観ていて誇らしかったです。こちらの現地のお客様も大変喜んで頂けましたよ。
81号車 木下隆之選手
今日は楽なレースをさせて頂きました。スタート担当の砂子選手がハイペースでビックアドバンテージをプレゼントしてくれたので、あとはそのギャップをキープするだけでした。しかもセーフティカーで全車周回遅れ。コース上にはデブリが多く散乱していましたので、不要なパンクだけはさせないことに全神経を集中。昨日の怒りを、圧勝に変えることができたのは、チームのおかげです。
81号車 砂子選手
昨日の1件があっただけに、今日は前半スティントからタイヤマネージメントしつつフルプッシュしました。マシンの状態も申し分なく、しっかりとマージンを稼ぎ、いい仕事が出来ました。マシンを綺麗に修復してくれたメカに大感謝です!次戦、富士2戦もイレギュラーなく2勝!のつもりです!