【SUPER GT 決勝レポート】Round7 AUTOPOLIS

AUTOBACS SUPER GT 2024 SERIES
Round7 AUTOPOLIS GT 3Houre RACE

2024/10/20

SUPER GT Rd.5鈴鹿大会が12月に延期になったため、このRd.7AUTOPOLIS大会は実質6戦目。例年サクセスウェイト半減で戦っているが、今年はフルウェイトでの開催で各チームの戦略にも注目が集まる。

タイヤに厳しいと言われるオートポリスでは初開催の3時間レースは、荒聖治選手、Niklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手、Bruno Spengler(ブルーノ スペングラー)選手の3名で戦う。

19日に予定していた公式練習、予選を含む走行スケジュールは、天候不良によるコースコンディションの回復が見込めないためキャンセル。
SUPER GT Rd.7AUTOPOLISは20日に予選、決勝が開催される。

[Rd.7 予選]

8時から30分間で行われたGT300クラス予選。第1~3ドライバー問わずベストタイムで決定する。
予選スタート時点ではWET宣言が出されていたものの、雨は降っておらずマシンの走行によって路面状態が変化するなかでの難しい走行になった。

Studie BMW M4にはNiklas選手が乗り込み、マシンセッティングの確認を行なった。
残り10分頃にスリックタイヤに交換し、タイムアタックを行うべくアウトラップを走行中にライバル車両がストップ。赤旗が提示され、全車ピットへ戻った。

ストップ車両は再スタート。公式予選は残り4分で再開。
Studie BMW M4は、Lap10で1‘51“452でその時点10番手タイムを計測。

更にアタックを続けるが、Lap10で計測したタイムに届かず、22番手で予選を終えた。
決勝に先立ち行われるウォームアップ走行は、昨日の走行スケジュールがキャンセルされたことから40分間で行われた。

ウォームアップ走行はBruno選手からスタート。ピットイン、ピットアウトを繰り返しニクラス選手、荒選手とドライバー交代を行いながら走行。様々なタイヤに交換しながら決勝レースへ向けて入念にセッティング確認を行なった。

[Rd.7 決勝]

Studie BMW M4は、GT300クラス22番手からBruno選手がスタートする。
定刻の13時20分に大分県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。

GT500クラス、GT300クラス共にアクシデントも無いクリーンなスタート。Studie BMW M4のスタートを担当するBruno選手は、2つポジションを上げて20番手でストレートを通過。更にLap4で2つポジションを上げて18番手に、Lap18には13番手までポジションを上げて走行する。

Studie BMW M4は、上位車両のピットストップもありLap26で12番手、Lap27で11番手を走行。
上位チームの接触も絡みLap30で8番手、Lap30で6番手を走行。

Lap33にルーティンのピットストップでニクラス選手にドライバー交代。その時点16番手でコースに戻った。
GT500クラスの車両が接触からクラッシュ。本日2回目のSC導入。

Lap39 Studie BMW M4は、13番手ポジションでレースリスタート。
上位車両のピットストップもあり、Lap42で12番手、Lap44で10番手、Lap56で残り68分時点7番手を走行。

Lap57 残り1時間3分時にGT500クラスの車両がクラッシュ。本日3回目のSC導入。
SC解除後、ルーティンのピットストップを行う車両が次々ピットレーンへ進む。

Studie BMW M4は、Lap63 残り48分時点でピットストップを行い荒選手へステアリングを託す。
アウトラップを終えて6番手ポジション。全車が規定の2回ピットストップを終えた時点で5番手ポジション。

上位を走る6号車が3回目のピットストップを行い4番手にポジションアップ。
Lap80 残り15分時点で61号車がクラッシュしFCY導入。Lap81残り12分で本日4回目のSC導入。

Lap84残り5分時点でクラス別に並べ替えを行ったが、SC先導のままスタートから3時間を迎え、Studie BMW M4はクラス4番手でこのレースを終えた。