【SUPER GT REPORT】Rd.2-FUJI決勝

SUPER GT 2021 ROUND.2 富士スピードウェイ2021/05/04

AUTOBACS SUPER GT 2021 SERIES ROUND.2 たかのこのホテル FUJI GT 500KM RACE

予選日に引き続き決勝も晴天となった富士スピードウェイ。 今期初となるピットビューイングも開催され、GWらしい賑やかな朝となった。 

決勝に先立って行われたウォームアップ走行は荒選手からスタートし、セッション後半に山口選手へ交代。決勝に向けたセットアップを確認した。 

[Rd.2 決勝] 

2 回のピットストップが義務付けられた500kmレースのスタートドライバーは荒選手が担当。前日の予選によりGT300クラス14番手からのスタートとなるStudie PLUS BMWは定刻の14時30分にフォーメーションラップへ向けてグリッドを離れた。 

レーススタート後、オープニングラップで2ポジションダウンし16番手でコントロールラインを通過。2周目に15番手にポジションアップしたところでGT500クラスの車両ストップによりSC(セーフティーカー)が導入され、6周目にリスタート。リスタート後はピットイン車両もありポジションアップ21周目にはクラス10番手となった。27周目にルーティンのピットストップを行い山口選手へ交代。コースへ戻ったアウトラップでGT500クラス車両のパーツ回収のためにFCY(フルコースイエロー)が導入された。リスタート後は上位車両のピットストップもあり54周目には16番手を走行。60周目には2度目のピットストップを行ったが、山口選手へ交代後に無線トラブルが起きており、ピットインのタイミングが合わずタイムロス。27番手でコースへ戻った。荒選手はピットでのタイムロスを取り戻すべく走行したが、20番手でチェッカーフラッグを受けた。 

■熊谷亮 監督 

安全策を取った開幕戦に対し、M6GT3と最も相性の良いサーキットが舞台のRd.2は攻めの姿勢で挑みました。その結果、予選日は上々の滑り出し。決勝へ向けても好感触を得ていましたが、レースが始まると予選時のパフォーマンスは無く、思ったポジションまで上がる事が出来ませんでした。

また、山口選手のスティントでは無線が全く通じないトラブルが発生。PITで時間をロスしていまい、そこで大きくポジションを落としてしまいました。とは言え、マシンの仕上がり具合もラウンドを追う毎に良くなっています。

今回のレースで得た教訓を次戦から活かし、良い結果をお届けできるようにがんばります。引き続き応援よろしくお願い致します。 

■荒聖治 選手 

第2戦富士大会は、ハイスピードサーキットを得意とするM6GT3の持ち味を活かし、予選では高いパフォーマンスを感じる事ができました。山口選手の予選タイムも素晴らしかったですね!

決勝では、そう簡単にはいかず、なかなか厳しいレースとなってしまいました。次回の鈴鹿大会も応援宜しくお願い致します。 

■山口智英 選手 

今回は、予選での感触から自分でも自信を持って決勝へ向かいました。 決勝では、2スティント目だったのですが、まず無線が繋がらず… その焦りから、ピットインのタイミングをミスしてしまいました。 

クルマのセッティングは、レース毎に良くなっていますので、一つ一つ経験を積んで結果に繋げていけるように次も頑張ります。 引続き応援を宜しくお願い致します。