【S耐REPORT】Rd.1ツインリンクモテギ

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook もてぎスーパー耐久 5Hours Race [2021/3/20-21]

スーパー耐久シリーズ2021公式戦の幕開け、もてぎスーパー耐久 5Hoursが栃木県のツインリンクもてぎで開催された。

SS/YZ RACING with Studieは、ドライバーラインナップを刷新。SUPER GTのBMW Team StudieからAドライバーに山口選手が、Bドライバーに荒聖治選手がラインナップし、CドライバーにはSUPER GTを含め各カテゴリーでの経験が豊富な坂本祐也選手が加わった。

練習走行

練習走行セッションは木曜日と金曜日に実施。2月末の公式テストで確認したハンコックタイヤの特性に合わせ、ツインリンクもてぎ向けのセットアップを実施した。予選日午前におこなわれたウォームアップ走行では、前日に固めたセットアップを最終確認。午後からの予選に挑んだ。

予選

このレースの予選は昨年同様にA,Bドライバーのベストタイム合算でポジションが確定するシステム。
ジェントルマンドライバー枠のAドライバーは山口選手、各チームがエースを投入するBドライバー予選は荒選手が担当した。山口選手は計測2周目で2:01.471を記録。クーリングラップを挟み時間いっぱいまでアタックしたがタイム更新はならず、5番手でこの予選を終えた。Bドライバー予選は、荒選手が計測3周目に6番手タイムの1:59.639を記録。A/Bドライバーの合算タイムでST-Zクラス4番手でこの予選を終えた。

決勝

決勝日の天候は予報通り雨。すべてのチームが未経験のHankookタイヤでのウェット走行に向けて、決勝前に15分間のウォームアップ走行が実施された。ウォームアップは荒選手が担当。ウェットタイヤの特性を確認し、セッションを終えた。

決勝は12:00にセーフティカー(SC)先導でスタート。荒選手がステアリングを握るSS/YZ Studie BMWはクラスの4番グリッドから5時間後のチェッカーに向けて走り出した。

セーフティーカー(SC)は3周目に入るタイミングでPITロードに向かい、事実上のレーススタート。しかし、SCスタート直後は弱まっていた雨は再び強まり、荒選手のスティントはハイドロプレーニングに苦しめられながら周回数を消化する展開となった。迎えた39周目、チームはコース上の荒選手にPIT INをコール。SS/YZ Studie BMWは1度目のルーティンのPITへ向かった。

ステアリングを受け取ったのは坂本選手。降り続く雨でコースイン直後からハイドロプレーニングに苦しんだが、ポジションは7番手をキープ。雨量増加のためにセーフティーカーが導入されたタイミングで予定を早め、ルーティンのPIT INに向かった。

満タン給油とタイヤ交換を終えたSS/YZ Studie BMWに乗り込んだのは山口選手。8番手ポジションで隊列に復帰しSC先導で周回を重ねていたが、降雨量が増えたためレースは赤旗中断。天候回復を待ってレースはリスタートされる予定だったが雨脚が弱まる気配は訪れず、16時を過ぎた段階でレースの終了が主催者からアナウンスされた。SS/YZ Studie BMWはクラス出走14台中8位でこのレースを終えた。

本日のレースを終えて 3/21

予選 3/20