【SUPER GT 決勝レポート】Round6 SUGO

AUTOBACS SUPER GT 2024SERIES
Round.6 SUGO GT 300km RACE

2024/9/22

予選日も振り続いた雨は、決勝日の朝もサーキットを冷たく濡らし続ける。

サポートレースのF4も雨量が多く赤旗で終了。ピットウォークは予定通り開催されたものの、天候の回復が見込めずSUPER GTの進行も30分のディレイが発表された。更にもう30分のディレイを発表。

13時にウォームアップ走行スタートのころには雨脚は弱くなったが、路面はヘビーウェットな状態。昨日の公式練習以来の走行になるため、決勝へ向けての確認が行われていく。5分経過したころ、30号車がクラッシュし赤旗提示。13時17分に再開され引き続き5分間ウォームアップ走行が行われた。

7号車Studie BMW M4はNiklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手からスタート。後半は荒選手に交代し、決勝へ向けセットアップを確認した。

[Rd.6 決勝]

前日の予選キャンセルにより、公式練習の結果が予選タイムとして採用され、Studie BMW M4は、GT300クラス4番手からスタートする。

天候不良による1時間以上ディレイしてのウォームアップ走行後は、スタート進行の時間を大幅に短縮し、52分遅れの14時22分にSC(セーフティカー)先導でグリッドを離れた。

スタート進行が開始される頃には霧雨、日差しもあり、路面状態も改善されていく。SCスタートのため、周回数のカウントもグリッドを離れた時から行われている。先導していたSCは3周でコースを離れ4周目にレーススタート。

GT500クラス、GT300クラス共にアクシデントも無いクリーンなスタート。Studie BMW M4のスタートを担当するNiklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手は、45号車に先行を許し1つポジションを落として5番手でストレートを通過。

6周目に61号車を、7周目に777号車をオーバーテイクし3番手ポジションにアップ。

更に17周目には前を走る20号車に接近しプレッシャーをかけて19周目にオーバーテイク。2番手ポジションにアップして走行を重ねる。

23周目にGT300クラスの車両同士が接触し車両ストップの為SC導入。ホームストレート上でクラス別に順位を整える。SC先導のままレース1/3経過を迎え、SC解除後にピットする車両もでてきた。

Studie BMW M4はトップを走る45号車に続き2番手で走行を重ねる。40周目にT18で車両ストップのためイエローフラッグ提示。そのタイミングでチームはStudie BMW M4をピットに呼び込んだ。

ルーティンのピットストップで荒選手に交代しコースへ。アウトラップ中にFCYが提示、その後ストップ車両回収のためSC導入。ストレートで再度クラス別に並び変えを行い45-65-9号車に次ぐ4番手を走行。ただ、SCのタイミングでラップダウンした車両が間に入ってしまい、トップ2台との差は10秒以上あいてしまう。

9号車がルーティンのピットストップでコースを離れ3番手にポジションアップ。54周目にトップ2台との差は15秒。後ろを走る777号車が周回を重ねる毎に接近し57周目に4番手にポジションダウン。4番手でチェッカーフラッグを受けた。