【SUPER GT REPORT】Rd.1 岡山国際サーキット[決勝]
AUTOBACS SUPER GT 2022 SERIES
Round1 OKAYAMA GT 300km RACE
2022/4/17
予選日に続き晴天に恵まれた岡山国際サーキット。
昨年は感染症対策のため実施が見送られたPITウォークも開催されStudie BMW M4は待ち望んだ多くのファンに囲まれ期待の高さを感じられる。
決勝に先立って行われたウォームアップ走行は荒選手からスタートし、Augusto Farfus選手へ交代し、決勝に向けたセットアップを確認した。
[Rd.2決勝]
2022年シーズンスタートとなる300kmレースのスタートドライバーは荒選手が担当。前日の予選によりGT300クラス7番手からのスタートとなるStudie BMW M4は定刻の14時00分にフォーメーションラップへ向けてグリッドを離れた。
クリーンなレーススタート後、安定した走行で7番手ポジションをキープ。前を走る9号車の後ろについていく周回が続いた。20周目には後ろを走る88号車が迫り、7番手ポジションを守る周回が続く。
30周目、ピットストップを行い、Augusto Farfus選手へ交代。アウトラップから安定した走行で、GT300クラス各車ピットストップが完了した45周目には5番手ポジションとなった。
50周目には後ろを走る88号車、10号車と5番手争いを続けるが、55周目に88号車がスピン。変わって後ろには96号車が迫る。60周目、コーナーで並んだ96号車がそのまま前を走るGT500車両と接触し、その後1コーナーで車両ストップ。
Augusto Farfus選手はその車両をうまく避けて5番手ポジションをキープしたが、ストップ車両回収のため、FCY(フルコースイエロー)が提示された。63周目にFCYが解除されると7号車を先頭に8台で5番手争いが繰り広げられる。
後ろに迫る車両をAugusto Farfus選手が絶妙なポジションで防ぐ緊張感のある走行が続く。動きがあったのは70周目、ペースの速かった6号車にコーナーで並ばれると先行を許し6番手にポジションダウン。
その直後、変わって後ろについた55号車とヘアピンで接触し、押し出される形でスピン。車両ストップしてしまい、このレースを終えた。