【SUPER GT レポート】富士公式テスト

AUTOBACS SUPER GT 2024
SERIESOFFICIAL TEST FUJI

2024/3/23-24

2024年シーズンは、エースドライバー荒聖治選手の僚友には、昨年に引き続きBrunoSpengler(ブルーノスペングラー)選手、新たにNiklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手を迎え、新体制でチャンピオンを目指す。

2024年SUPER GTシーズン開幕へ向け、岡山国際サーキット、富士スピードウェイで公式テストが開催された。

初めてSUPER GTに参加するNiklas選手は、荒選手、Bruno選手のタイムにも劣らない走行を見せ、3月14-15日に開催されたルーキーテストにも合格。シーズンへ向け期待が高まる。

3月23日(土)

公式テスト初日は朝から雨が降り、気温の低い中ウェット路面で行われた。午前9時から行われたSession1は荒選手からスタート。セットアップの確認とタイヤの確認を行い、Niklas選手へ交代。

再度荒選手へ交代しマシンの状態を確認してBruno選手へ交代。コースへ出てすぐにライバル車両のアクシデントで赤旗が提示され、そのままセッション終了が宣言された。

午後は、2024年シーズンから変更される予選方式を実際に行う模擬予選が実施された。模擬予選はBruno選手が担当。気温、路面温度が低く難しいコンディションのなか、模擬予選Q1では1:55.850でグループB7番手。引き続き担当した模擬予選Q2では1:48.642を計測し模擬予選を14番手で終えた。

3月24日(日)

2日目は、昨日の雨は止んだが路面は濡れておりウェット宣言が出されたが、Studie BMW M4はスリックタイヤを装着し荒選手がコースへ向かった。マシンのセッティング、タイヤの確認を行ない、後半Niklas選手へ交代、30分程走行し、残り30分程をBruno選手が担当した。

午後のSession4スタートは、Niklas選手が担当。セッション前に降りだした雨の影響でウェット路面での走行スタートになった。ピット前で荒選手へ交代し、19周目の1:43.060はその時点トップタイムを計測。

その後、Bruno選手が走行を重ね、最後にNiklas選手へ交代したが、Bruno選手の走行時から雨量が増えた影響もあり荒選手のタイムを上回るチームは無く、Session4をトップタイムで終えた。