岡山公式テスト
岡山公式テスト
公式テスト1日目(3月18日)
チームは今シーズン初の岡山公式テストに参加した。
Team Studieのドライバーラインナップは、昨シーズンから引き続き、Jorg Mullerと荒 聖治。今シーズンもMr.BMWとル・マン覇者がStudie BMW M6のステアリングを握る。
公式テストのSession1はJorg選手がDriveを担当。岡山テスト直前、FSWで行ったテストの結果を確認し、セットアップを煮詰める作業にとりかかった。
この日の岡山は、気温、路面温度共に低く、持ち込んだタイヤは、なかなか作動温度に達しない。Jorg選手は、グリップレベルが上がらないマシンで時間いっぱいまで走行した。
Session2は荒選手がDrive。Session1のセットアップ確認後、タイヤの選定作業にMenuを進めた。準備したタイヤの選定が進んだセッション後半、荒選手はマシンに違和感を覚え、PITに戻る。メカニックがマシンを確認している間に、セッションは終了となり、1日目のテストは終了した。
公式テスト2日目(3月19日)
マシンの違和感は、1日目の走行後にトラブルシュートが完了。この日の午前のセッションは、Jorg選手からスタートした。まずは前日に引き続き、セットアップを確認。この日も気温、路面温度ともに低く、タイヤは発動しない。セッション終盤に荒選手がステアリングを握り、午前の走行を終えた。
午後は岡山テスト最後のSession4。ロングディスタンスで持込タイヤの評価を行った。セッション前半はJorg選手、後半は荒選手がDrive。途中から路・気温共に上昇した結果、グリップレベルも上がり、このテストで最も充実した内容で岡山でのテストを終えた。
Text:Takashi Kumagai