BMW TEAM Studie体制発表会2020
2020年は3台のマシンを擁し、日本のモータースポーツシーンへ復帰
3月14日、BMW Team Studieは以下のとおり2020年シーズンのチーム体制を発表した。BMW JAPANとのコラボレーションは今シーズンで7年目。2018年、2019年とチーム チャンピオン、ドライバーズ チャンピオンを獲得したアジアを舞台とするBLANCPAIN GT WORLD CHALLENGE ASIAから、本年度は3台のマシンを擁して日本のモータースポーツシーンに戻る。
まずは、2017年まで主戦場としていたスーパーGTへの復帰。マシンはBMW M6 GT3。ゼッケンは7番。総監督を「郷 和道」が、監督を「鈴木 BOB 康昭」が担当する。ドライバーは荒 聖治、山口 智英を起用。スーパーGT初参戦の山口 智英は、昨年のポルシェ カレラカップ ジャパン、ジェントルマンクラスのチャンピオン。この2名のドライバーに加え、フジ500kmレースではBMW ワークスドライバーの「アウガスト・ファルフス」が第三ドライバーとして合流する。タイヤはヨコハマタイヤを使用。
更にBMW Team Studieが全面サポートする形で2つのエントラントと共に「ピレリ スーパー耐久」シリーズへ参戦。マシンは共にBLANCPAINT GT WORLD CHALLENGE ASIAでチャンピオンを獲得したBMW M4 GT4。今期最も注目されているST-Zクラスへエントリーする。
1つ目のエントラント名はSS / YZ Racing with Studie。兵庫県にある株式会社エスエスオートと株式会社ワイズワンという中古車販売店が母体となり、実務をBMW Team Studieが運営する体制をとる。チーム代表は山本隆一(エスエスオート)。監督は片野田洋介(ワイズワン)。ドライバーは木下隆之、砂子塾長、鈴木宏和を起用する。ゼッケンは20番。鈴木宏和は2018年度にポルシェ カレラカップジャパン、ジェントルマンクラスのチャンピオン。6月のフジ24時間レースには、日本でも大変人気のある元BMWワークスドライバー「ヨルグ ミューラー」がこのチーム4人目のドライバーとしてスーパー耐久に初参戦する。
2つ目のエントラント名はチーム サントメ・プリンシペ。
西アフリカの赤道上にあるサントメ・プリンシペ民主共和国へ日本からの観光や投資を誘致し知名度を高めていく事を目的に参戦する。代表兼監督はサントメ・プリンシペの日本名誉領事である鷹野 健太郎。ドライバーは眞田(さなだ)拓海、高橋裕史、東風谷(こちや)高史の3名を起用。ゼッケンは21番。こちらも実務をBMW Team Studieが担当する。