【予選】第7戦|ブリーラム ユナイテッド インターナショナル サーキット
Q1 8番手タイムを記録するものの、4輪脱輪タイム抹消でQ2進出を逃す。
Rd.7予選日、Buriram上空は曇天。深夜に降った雨が路面を濡らすコンディションだったが、午前の練習セッションスタート時には、高い気温に助けられ、各車ドライタイヤでの走行開始となった。マシンにまず搭乗したのはJorg Muller。鈴鹿1,000Km後に載せ換えたNewエンジンの感触を確認しながら、準備していたMenuに取り組んだ。マシンの感触は上々。1時間半のセッション中盤を担当した荒聖治が、セッティングを確認し、終盤を担当するJorgにステアリグを譲った。マシンのフィーリングは上々。Jorgは新しく装着し直したタイヤで、アタックを実施。その時点で6番手のタイムを記録し、Menu完全消化の上、セッション終了を待たずにマシンをPITへ戻した。
300クラス予選Q1は15時開始。セッション直前に大粒の雨がパラついたが、路面コンディションを変えるには至らず、Q1はドライコンディションでスタートした。
Rd.7のQ1を担当するのは、Jorg Muller。チームはコースコンディションの向上とタイヤ温存を狙って、Q1スタートから5分経過後にJorgをコースに送り出した。 ステアリングを握るJorgはアタック1周目に34秒4を記録。続くアタック2周目には1分33秒7を計測した。7号車のポジションは4番手。続く周回もアタックを行ったが、前周回には0.15秒及ばなかった。その時点で300クラスの上位11台が33秒台にひしめき合うタイトな展開だったが、Q2進出は問題無いと判断したチームは、セッション終了前にJorgを戻した。
ライバル達はその後タイムを更新。Q1終了時のポジションは8番手となったが、7号車はQ2進出を果たしたかに思えた。が、しかし、Best Time計測のLapで4輪脱輪の疑いがあった為、33秒7のタイムはレースコントロールの審議対象となる。結果、Best Timeは抹消。8番手ポジションを失った7号車は、アタック3周目の33秒9のポジション16番手でQ1を終える事になった。