REPORT:ROUND6 FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE 10/25/2020

AUTOBACS SUPER GT 2020 SERIES Rd.6 FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE

決勝日も前日に続き晴天。決勝に先立って行われたウォームアップ走 行は荒選手からスタートした。荒選手はセットアップを確認。セッショ ンの後半は山口選手がドライブを担当した。山口選手はチェッカーまで 走行。PIT ストップシミュレーションを行いウォームアップ走行を終え た。

Rd.6 決勝

スタートドライバーは Rd.4、Rd.5 に続けて山口選手が担当。前日の 予選で GT300 クラスの 16 番グリッドに着いた Studie BMW M6 は、定刻の 13:00 にフォーメーションラップに向けてグリッドを後に した。 隊列を率いたセーフティーカーが PIT レーンに向かい、GT500 クラ スがスタート。続いて GT300 もコントロールラインを通過し、レー スがスタートした。山口選手はクリーンなスタートでポジションキー プ。シケイン進入でミスをしたライバルをオーバーテイクすると、1 周目のコントロールラインを 15 番手で通過した。4 周目には前方の マシンのトラブルで 14 番手に浮上。山口選手はその後も良いペース で周回を重ね、前のマシンに肉薄。前後のマシンと接近戦を続けなが らもポジションをキープし、17 周目にルーティンの PIT に向かっ た。 荒選手にドライバーが代わった Studie BMW M6 は 25 番手ポジシ ョンでコースに復帰。直後に発生したクラッシュでセーフティーカー (SC)が導入され、後半スティント序盤は SC 先導で周回を重ねる展開 となった。 SC が PIT レーンに向かい、レースリスタート。ルーティンの PIT IN を終えていないマシンが続々と PIT に向かい、Studie BMW M6 はポ ジションを 10 番手まであげた。荒選手はその後、前を塞ぐライバル を残り 10 周でオーバーテイク。続けて 8 番手のライバルもオーバテ イクし、8 位完走で Rd.6 を終えた。

 

 

■鈴木康昭 監督

早いもので 2020SUPEREGT のラウンド 6 鈴鹿戦が終 了致しました。8 位という結 果は予選順位からすれば、決 して悪い結果だとは思いませ んが、もう少し上位も狙えた 内容だっただけに悔しい思い が正直強いです。最大の収穫 としてはルーキーである山口 選手の走りが非常に良かった事です。シッカリとベテランドライバー 達とのバトルもこなし、GT500 クラスへの抜かれ方も非常に安定し てきて、これは残り2戦に対して非常に大きなアドバンテージになる と思います。タイヤも最後までパフォーマンスをキープし非常に M6GT3 にマッチしたタイヤでしたので、残り2戦は更に上の結果を 狙って参りますので、どうか引き続き熱い応援のほど宜しくお願い致 します。 

■木下隆之 スポーティングディレクター

テクニカルサーキット鈴鹿で も M6 のパフォーマンスが生 かされたレースでした。スタ ートを担当した山口選手のア ペレージが高く、アンダーコ ントロールのレースでした が、ドライバー交代後のポジ ションがアンラッキーで、ベ ースに劣るマシンに進路を塞 がれたままの忍耐のレースに なってしまいましたね。荒選手のバッシングテクニックにより順位を 上げていったのは幸いでした。

■荒聖治 選手

今回、前回の富士大会に続 き、連続でポイントを獲得す る事ができました。 山口・荒コンビも、やっと流 れに乗って良いコンビネーシ ョンになってきました! 次回の茂木大会でも、更に上 位を狙えるようにベストを尽 くしたいと思います。

■山口智英

選手 今回でスタート担当は 3 回目 となりますが、やっと落ち着 いて行けるようになった気が します。その後も前の車に、 なんとか食らいついて行くよ うに心掛けて無事に荒選手ま で繋ぐ事ができました。 2 戦連続ポイント獲得と、 徐々に良くなっているので次 戦も気を引き締めて結果に繋げたいと思います!