【SUPER GT 決勝レポート】Round3鈴鹿サーキット

AUTOBACS SUPER GT 2024SERIES
Round3 SUZUKA GT 3HOURS RACE

2024/6/2

予選日から一転、曇天に包まれた鈴鹿サーキット。

気温も昨日より低く、更に決勝レース中は雨の予報も出ており、前戦富士の3時間レースとは違った展開になることが予想される。

決勝に先立って行われたウォームアップ走行のスタートに合わせるように降り出した雨で、ウェットコンディションで開始された。

Bruno Spengler(ブルーノ スペングラー)選手からスタートし、荒選手、Niklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手に交代し、決勝へ向けタイヤ交換を行いながらセットアップを確認した。

[Rd.3 決勝]

Rd.3は、Rd.2に引き続き2回目の3時間レース。前日の予選によりGT300クラス8番手からスタートする。

スタート前に路面を濡らした雨も各車両がグリッドに並ぶ頃には止み、Studie BMW M4は定刻の13時30分に三重県警の先導によるパレードラップへ向けてグリッドを離れた。

GT500クラス、GT300クラス共にアクシデントも無いクリーンなスタート。Studie BMW M4のスタートを担当するBruno Spengler(ブルーノ スペングラー)選手は、1つポジションアップし7番手でオープニングラップを終えた。

前の2台が接近戦でバトルを続ける後ろで距離を保ち走行を重ねる。前を走る31号車が20号車をとらえて前へ出たタイミングで、Studie BMW M4も20号車に一気に迫る。19周目に20号車をオーバーテイクし6番手にポジションアップ。

20周目にルーティンのピットストップで荒選手へ交代。1時間経過時点で13番手ポジション。全車1回目のピットストップを終えた34周目には8番手ポジションで走行を重ねる。

GT500クラス同士の接触でコースに残ってしまったパーツの回収のためFCYが提示。Studie BMW M4はリスタート後も8番手ポジションを保ち走行を重ねる。

47周目には上位を走る61号車がヘアピンで車両ストップ。車両回収の為に2回目のFCYが提示された。FCY解除に合わせ、チームは2回目のピットストップの為にStudie BMW M4をピットに呼び込んだ。

チェッカーまでのステアリングをNiklas Krütten(ニクラス・クルッテン)選手に託し、その時点15番手ポジションでコースへ送り出した。

上位のチームが2回目のピットストップを終えた時点で7番手ポジション。

Studie BMW M4は、安定した走行で7番手ポジションを保ちチェッカーフラッグを受けた。