REPORT:ROUND.2 FUJI GT 300KM RACE 8/8/2020

AUTOBACS SUPER GT 2020 SERIES Round.2 たかのこのホテル FUJI GT 300KM RACE

2020シーズン開幕のRound1 FUJI GT300KM RACEから2度の週末を挟み、Rd.2が開催された。

舞台は再びFUJI SPEED WAY。

前戦Rd.1では、マシンとのマッチングの良さと共に、SUPER GT デビュー戦の山口選手もパフォーマンスを発揮した相性が良いコース。ドライバー、チームクルー共に期待を胸に集った。

ウィルス感染拡大対策として、スケジュール大幅短縮の開催だったRd.1とは異なり、このRd.2のレースウィークは通常の2dayスケジュール。土曜日に公式練習とQ1/Q2の予選が実施される。

公式練習
 コースコンディションはドライ。薄曇りながら30℃に迫る外気温の下、セッションはスタートした。マシンには荒選手。ブレーキローターの焼き入れ等、決勝に向けた準備を行った後、マシンのセットアップ作業に移った。
予報では決勝時刻の天候は晴れ。路面温度が高いコンディション下でのレースを想定し、チームはロングランに向けたタイヤ選定を実施。決勝向けタイヤのセットアップを繰り返し行った。セッション終盤、山口選手にドライバー交代。山口選手はセッション終了までドライブを担当し、Studie BMW M6は予定したMenuを順調に消化してこのセッションを終えた。

Q1/グループA

Rd.1に続いて、GT300クラスのQ1は出走多数の為グループA/Bに分けて実施。Studie BMW M6はグループAで出走した。
Q1担当ドライバーの荒選手はセッションスタートと同時にコースイン。決勝を見据えたタイヤを計測1周目と2周目で暖め、3周目からアタック開始した。
まずは1.38.077。続いて1.37.885。そして最後のアタックは1.37.954。Studie BMW M6のベストラップはQ2進出へのカットラインになる8番手のマシンに0.034秒及ばず、9番手でこのセッションを終了。Q2進出は叶わず、このRd.2の決勝は、GT300クラスの17番手グリッドからスタートする事になった。