REPORT:ROUND4 FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE 9/12/2020
AUTOBACS SUPER GT 2020 SERIES Rd.4 FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE
酷暑の鈴鹿戦から18日。Rd.4は残暑も収まりかけたツインリンクもてぎで開催された。このラウンドは土曜日が練習走行とQ1・Q2の予選、日曜日は決勝レースのスケジュールで行われる。
公式練習
朝から曇り空のツインリンクもてぎ。公式練習が始まった直後に雨が落ち始めた。Studie BMW M6のコックピットには荒選手。一旦コースインするも、路面コンディションが安定せず、しばしのウェイティングからセッションはスタートした。
PITはこのタイミングでマシンのセットアップをウェット用に変更。コースコンディションが整ったところでStudie BMW M6をコースに送り出した。荒選手がウェット向けセットアップの確認を終えた頃、コースも徐々にドライアップ。山口選手もマシン確認を終えた後、再びドライ向けにマシンのセットを変更した。
この時点でセッションの残り時間はあとわずか。荒選手、山口選手ともにドライセットを確認し、このセッションを終えた。
Q1/グループB
参加台数が多いGT300クラスの予選一回目は、グループA/Bに分けて実施。我々は今回グループBで出走した。
Q1担当は荒選手。先に行われたAグループの間は降雨を持ちこたえていたツインリンクもてぎ上空だったが、Bグループスタート直前に雨が落ち始めた。路面はまだドライ。荒選手はスリックタイヤでコースインした。しかし、直後に他のマシンがコースオフ。セッションは開始早々赤旗中断になった。
PITでは、戻ったマシンを急遽雨用セットに変更。タイヤ選択を予選再開直前まで引き延ばし、弱まる雨脚を見てドライタイヤでコースに送り出した。PIT前にはバックアップのウェットタイヤ。コースインした荒選手からウェットタイヤリクエストの無線が入り、Studie BMW M6は再びPITへ戻った。
ウェットタイヤの荒選手がコースに戻った時点で予選は残り4分半。荒選手は計測1周目に1:57.050を記録。計測2周目もアタックを行ったが、ベスト更新はならず、Q1 Bグループの11番手、全体の22番手でこの予選を終えた。