REPORT:FreePractice (FUJI) Session3&4

AUTOBACS SUPER GT 2020 SERIES
公式テスト FUJI SPEED WAY Session3&4

公式テスト2日目のFUJI SPEED WAYは雨。1時間に10mmを越える雨量の中、セッションスタート時間を迎えた。

SESSI0N 3

前日の走行時間延長を受け、このセッションは予定より30分短縮。10:30にコースオープンを迎えた。チームはコースコンディション向上を待つ事を選択。Studie BMW M6は1時間10分のウェイティングの後、コースインした。荒選手はタイヤとウェットコンディション下でのセットアップを確認。15番手のタイムでこのセッションを終えた。

SESSION 4

午前のセッション終了後、サーキットの天候は回復。ところどころに濡れた部分が残るも、スリックタイヤのコンディションでセッションがスタートした。Studie BMW M6は荒選手のドライブでコースイン。走行を開始したが、直後にクラッシュが発生し赤旗中断。車両回収後、コースオープンしたが再び赤旗中断と、セッション序盤は荒れた展開となった。荒選手は予定されたロングランでのタイヤ評価を実施。満足のいく結果を得てマシンを降りた。セッション後半は山口選手が担当。セットアップをあらためたマシンで数種類のタイヤを確認。セッション最後に設定されたFCY(フルコースイエロー)& SC(セーフティーカー)シミュレーションを経てチェッカーフラッグを受けた。

 

 

木下 隆之 スポーティングディレクター

朝からの豪雨。午後は一転、雨も上がり、ウエットからドライ路面へと、時が進むに従って表情を変えていったスピードウェイ。本来のドライテストに加え、刻々と変わるコンディションを試すことができたのは収穫だったかもしれない。スーパーGTリスタートの我々としては、少しでも経験を積み重ねたいところ。まるで我々に味方をするかのような、富士の空だった。

聖治選手

午前中にはWETコンディションでの車両のセッティングの確認、午後にはレースを想定してのロングランを担当し、決勝に向けてのパフォーマンスを確認しました。M6GT3のパフォーマンスには良い手ごたえを感じています。開幕戦の富士大会を迎えるのを今から楽しみにしています。

 山口 智英選手

昨日に引続き、クルマの感触を掴む事やニュータイヤをしっかり温められる事を意識して走りました。路面の状況も難しかったですが、今回はドライ、ウェット両方のテストとなったので良いテストになりました。